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HRbase PROユーザー会【第13回】つなぐひろば  レポート

こんにちは!HRbasePRO カスタマーサクセス担当の万木です。

HRbaseでは2023年5月23日と25日に、それぞれ東京と大阪で開催した

第13回目となる「HRbase PROユーザー会 つなぐひろば」を開催しました。

当日ご参加いただけなかった方にも、ユーザー会の様子をお届けできるよう

その一部をご紹介いたします!

 


 

目次

HRbase PROユーザー会:つなぐひろばって、何?

第13回:HRbase PROユーザー会の概要

当日の内容レポート

第13回:ユーザー会を終えて

 

HRbase PROユーザー会:つなぐひろばって、何?

HRbase PROをご利用いただいているユーザーの先生がオンラインで集まり、ざっくばらんに意見交換や相談ができる場です。各回のテーマにより、HRbase PROの活用ノウハウや、社労士事務所経営の悩み相談、これからの社労士業界についてなど、「他の社労士先生からの意見を聞きたいけど、なかなか聞く機会がない」といったお悩みを解決します!

特にコロナ禍を経て「以前には開催されていた士業同士の集まり・勉強会が減り、他の社労士と情報交換をする場が少なくなった」との声をよく聞きます。HRbase PROを通じて、少しでもそのような場の提供をさせていただき、ユーザーの先生にとって役立つコミュニケーションができればと思い、定期的に開催をしています。

 

第13回:HRbase PROユーザー会の概要

 

今回のユーザー会のテーマは『今後の社労士業界に起こる変化 AIに負けない社労士/AIを使いこなす社労士』です。

 

今回は、HRbase PROはじめてとなる実会場でのユーザー会となりました。

ユーザー会前半では、代表 三田より、社労士業界の今後の変化や求められる役割とこその中でHRbase PROが先生方にお役立ていただけるようなサービス構想についてをお話しさせていただきました。

後半では、労務開発チームでHRbasePROの資料作成などに携わっている今堀を交えてのパネルディスカッションを行い、AIに負けない社労士/AIを使いこなす社労士という切り口から、今後社労士に求められるスキルについて意見交換を行いました。

 

■当日のプログラム

 17:00~17:05  開始のご挨拶
 17:05~17:25  代表:三田より、トークセミナー
       「今後の社労士業界に起こる変化と、これからのHRbasePROについて」
 17:25~17:45  代表:三田×労務開発:今堀によるパネルディスカッション
       「AIに負けない社労士、AIを使いこなす社労士 とは」
 17:45~18:00  交流会

 

当日の内容レポート

 

◆代表:三田より

「今後の社労士業界に起こる変化と、これからのHRbasePROについて」

 

開始のご挨拶後、弊社代表の三田より「今後の社労士業界に起こる変化と、これからのHRbasePROについて」をテーマにお話しさせていただきました。

弊社は「働くをカラフル」をスローガンに掲げ、労務管理の課題をテクノロジーで解決するプロダクトを提供していることもあり、Chat GPTなどの生成AIについては早期からその動向に着目し、実際の業務でも既に慎重かつ積極的に活用しています。

その中で得られた知見やノウハウ、今後の社労士業界に与える変化・展望などについて、セミナー形式でお話しをいたしました。その内容の一部を抜粋してご紹介します。

 

◯Chat GPTでできること

ユーザー会では、以下の事例をご紹介しました。

◆人事制度の作成において、業務・役割に対して評価すべきスキル名・内容の候補を列挙させる
◆目的に合わせたセミナー案・テーマを挙げさせる

 

といった活用事例をお伝えしました。
単に「質問をして、回答してもらう」という使い方だけではなく、「こういうことを考えてほしい」「この文章を要約してほしい」「公的機関の文面を、労務に詳しくない人にも分かるように書き直して」といった活用も可能です。
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◯Chat GPTの進化

昨年11月にリリースされてからすでに多くの進化を遂げているChat GPTですが、すでに多くの派生するサービス生まれています。

一例として、以下をご紹介いたしました。

◆Chat with any PDF

PDFを読み取り、その内容を答えてくれるbotです。未払い賃金等の請求事件に関する判決文をPDFで読み取らせると、その内容をchatbotが要約してくれます。

◆電話GPT

パソコンが苦手であったり、まだまだ電話を使う機会が多いという方もいますが、Chat GPTを音声でも利用できるサービスです。

 

また、これまでAIは便利だけれど感情には寄り添ってくれないと言われることが多かったですが、患者からの質問への回答を医師とChat GPTに答えてもらうと、回答の質も、共感的な姿勢も医師を上回ったという論文も発表されており、ますます実用化が進みそうです。

 

Chat GPTについての詳細は、代表 三田が記事にもまとめておりますので、ぜひ一度ご一読ください!

【社労士業界はどこへ向かう?】AIやHRテックと共存共栄するための具体的行動を考える

【社労士業界への影響は】ChatGPTなどのAI技術と、HRテックの革新的インパクト

 

◯社労士業界への影響は?

近年、給与計算や手続きなどの「事務代行業務」はHRテックによって大きく変わる、と言われ続けてきました。だからこそ、「労務相談」「コンサル業務」などの【3号業務】への取り組みを強く意識する先生方も増えています。
この【3号業務】における役割が、今回のChatGPTに代表されるテクノロジーによって、大きな変化を迎えています。専門家に聞かなくてもチャットで満足できる回答が得られる、そういったサービスが無料・低価格で提供される可能性は考えられ、これから顧問先に提供すべき「価値」は大きく変わります。

今後は、「テクノロジーだけでは解決できないもの、は何か」をより意識する必要があります。
ChatGPTに代表されるチャットAIは、いわゆる「標準的で正しい回答」を返すことは得意ですが、顧問先ごとの特性・事情に合わせた回答をするにはまだ十分でなく、この点が社労士にとっての今後の「価値」にもなってきます。例えば、顧問先ごと・先方の担当者ごとに合わせた相談の回答や、事務所オリジナルの提案・資料の作成です。
更に、属人的な言い方をするのであれば、社労士や事務所スタッフの「キャラや経験、考え方」といった【人間力】が差別化のカギになるとも言えます。「先生がそこまで言うなら、やってみようか」と相手に思わせることができるか。この点はAIには真似できない「価値」と言えるでしょう。
その上で、これまでの社労士事務所ではあまり対応していなかった、より専門性の高いコンサルティング業務に取り組んでいく必要もあるでしょう。

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◆三田 × 今堀:パネルディスカッション

AIに負けない社労士/AIを使いこなす社労士

 

パネルディスカッションでは、「AIに負けない社労士/AIを使いこなす社労士」を切り口に、今後社労士に求められるスキルについて意見が交わされました。

ユーザー会の中で出てきたのが、「リーガル」的にレベルが上がっていくことと「ビジネス」的にレベルが上がっていくこと、この両方ができる社労士が強いのではないかという意見でした。

 

実会場でのユーザー会ならではのその場限りのご意見やご質問も先生方から多数いただきましたが、「リーガル × ビジネス」の二軸で考える、人にしかできないこととは?という内容については、【社労士のChatGPT活用術】業務効率化のための基本的な使い方セミナーの動画48分ごろから三田よりお話しさせていただいているので、ぜひご覧ください!

 

第13回:ユーザー会を終えて

 

今回のユーザー会は、初めてのリアル会場でのユーザー会となりました。お忙しいところ、会場までお越しいただいた先生方には、この場を借りましてあらためてお礼申し上げます。

お越しいただいた先生方からは、Chat GPTをはじめとする生成AIの浸透に伴い、「顧問先にどう言った変化がおこるのか」「今後どういった方向に社労士として向かえばいいのか」というご質問をいただいておりましたが、ご参加いただいた先生方からは「AIの話だけでなく、社労士の向かうべき方向性、自分の向かうべき方向性が見えてきた。」「今後の社労士が向かうべき方向性を教えて頂けた。」と言ったお声を頂戴しました。

今後もユーザー会などを通して、最新のトレンドや業界を取り巻く環境の変化といった情報をお伝えできるよう邁進してまいりたいと思います。

HRbaseでは、今後もさまざまなテーマでのユーザー会の開催を企画しております!ぜひ、「他の先生とこんな情報交換がしたい」「〇〇について知りたい」というご意見も頂けましたら幸いです。

Topics: ユーザー会