休職・残業60時間超・試用期間、“よくある規定”が招くリスクと、見直しの視点を徹底解説!
就業規則は、単なる社内ルールブックではなく、労働契約法第7条により労働契約の内容を直接規定する法的文書です。裁判所は労使間のトラブル発生時、就業規則の一字一句を厳格に精査し、その解釈や適用の妥当性を徹底的に審査します。そのため「よくある記載」「前任から引き継いだ内容」「他社のひな形」をそのまま使用することは、意図せず自社に適合しない義務を負ったり、重大な法的リスクを招いたりする危険性があります。
本セミナーでは、社会保険労務士の岩﨑仁弥氏を講師に迎え、労働契約の重要な構成要素として機能する就業規則について、「休職」「残業60時間超」「試用期間」という実務で特にトラブルの起きやすい3つのテーマについて、“悪い規定例”をベースに、裁判所の厳格な審査に耐えうる規定の在り方、リスクの本質と改善の考え方を深掘りします。
また、法律事務所でパラリーガルとして数々の労使紛争案件に携わってきたHRbase認定講師の今堀とのディスカッションを交えながら、クライアントに対して説得力ある提案ができるよう、「リスク管理」と「運用のしやすさ」を両立させる視点もお届けします。
セミナー内容
- 「休職」「残業60時間超」「試用期間」トラブルを招いた“悪い規定例”を公開
- その条文、大丈夫?就業規則に潜む曖昧さが招く労務リスクとは
- なぜ揉めるのか?就業規則で想定すべき「現場のリアル」とは
- 就業規則の「リスク管理」と「使いやすさ」を両立させる視点とは
こんな社労士の先生におすすめです
- 顧問先の実情に合わせた適切な就業規則の作成を学びたい先生
- クライアントの就業規則をより“実務に強いもの”に改善したい先生
- 就業規則のどこにリスクが潜んでいるのか、具体例をもとに学びたい先生
- 現場運用まで踏まえた、納得感ある規定の作り方を知りたい先生
※この動画は過去のセミナーのアーカイブです。全ての特典は終了しておりますのでご了承ください。